一貫して女性がスカートを着ることを提唱して、ズボンの着用を制限した北朝鮮は、最近やっとこの制限を解禁して、女性もズボンを着ることを許した。
北朝鮮労働党の新聞紙『労働新聞』の最新刊は『服装は便利かつ美しいことを図るべき』を題にした報道の中で、女性は“きちんとしたズボン”を着るように提案して、来てはならないズボンと着てもよいズボンを列挙して、“身に締めたズボンとパンタロンデザインのズボンは提唱しません。”と述べた。また、報道は:“これからの時代の生活・文化は日に日にすばらしくなり、私達人民の身なりデザインも日に日に多様化を呈している。女性はきちんとしたボンと男性のTシャツ姿も豊かな服装文化の発展に重要な役割を果たしている。”という考慮を入れて、ようやく女性がズボンを着ることを認可した。
以前、ただ外国の女性がピョンヤンで享受できる“特権”は、やっと普通の北朝鮮女性まで開放した。金日成はかつて“ズボンは男の人が着るものです”と語ったことがあって、だから北朝鮮では、春夏秋冬に関わらず、女性たちは偉大な指導者の呼びかけに応えて、断固としてスカートだけを着た。もちろん、厳冬の時、賢い女性は長い朝鮮スカートの中で厳寒を防ぐズボンを着ることにした。北朝鮮の町中でいつも年配の女性は、革命の目つきで、すべての人を監督して、彼らは主席の肖像入りのバッジをつけているかどうかを見張って、次はすべての女性がスカートを着ているかどうかを監督する。
もしもズボンを着た中国人女性は街頭に現れると、北朝鮮のおばあさんたちは容赦なく大声で:“同務(北朝鮮で、自分と同級または目下の人を呼ぶ言葉。目上の人は同志と呼ぶ)、あなたは女としてズボンを着ることができるか?”と叱る。この風習を知った後、外国人女性は郷に入れば郷に従って外出する時スカートを着ても、“同務、あなたは今日の『労働新聞』を見てないか?何で気軽にひざ以上のスカートを着るか?!”と叱られる。もちろん例外がある。北朝鮮の現役女性軍人が訓練を受ける時、ズボンを着てもよい。
今まで、北朝鮮ではズボンは男子の特権だった。そのため、北朝鮮の女性は男子を“ズボン”と呼んで、若い男の子は“新ズボン”で、離婚したことがある男性は“旧ズボン”で、二度と離婚した男性は“破れたズボン”で、3回以上離婚した男性は“ぼろぼろになったズボン”と称する。そして、新ズボンは多くの北朝鮮の女の子の目標である。その他に、最も女の子の愛顧を受けるのは3種類の“ズボン”があって、それは“軍のズボン”、“党のズボン”、“学のズボン”で、つまり軍人、党の幹部と高学歴の男子を指す。
去年3月、まだまだ寒かった時、金正日総書記は中国駐北朝鮮大使館を訪問した。話を聞いた後接待する女性はすぐズボンを脱いでスカートに切り替えた。中国の女性は寒さに弱くない、寒さに弱ければ金正日と会わない。